カートは空です
Our mission
SYU・HA・RIでは、今まで出会ってきた信頼できる『生産者』にフォーカスを当てています。コーヒー生豆には、それぞれの作り手の想いが込められており、たくさんのこだわりと努力の結晶の塊です。ストーリーを持った生豆を日本のロースターへ届け、生産者とロースターをつなげていくことが私たちの使命です。
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わたしたちについて
¥20,250 〜
¥25,920 〜
4月8日~30日までオンラインショップ発送スケジュールのご案内 日頃よりSYU・HA・RIをご愛顧いただき誠にありがとうございます。中米買い付け出張によりオンラインショップの発送スケジュールを、下記日時にて取り行わせていただきます。【オンライン発送日】2024年4月10日(水), 17日(水), 24日(水)なお、ご注文は期間中も通常通りご利用いただけます。ご利用の皆様にはご不便をおかけしますが、何卒、ご了承くださいますようお願い申し上げます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 株式会社SYU・HA・RI
すべての小分け生豆をバキュームパックにて発送のご案内 日頃よりSYU・HA・RIをご愛顧いただき誠にありがとうございます。この度、弊社にて真空包装機を導入いたしました。 つきまして、すべての小分け生豆を今後は、真空包装にて発送させていただきます。より良い状態での生豆をお客様にお届けするために、導入いたしました。 4月には、バリスタ世界チャンピオンのBoram Um氏の農園であるUm農園、ブラジルの秘境エスピリトサントよりマイクロロットをご案内する予定です。どうぞよろしくお願い申し上げます。 株式会社SYU・HA・RI
Guatemala買い付け珍道中#6 Huehuetenangoの今(2) 今回は前回に引き続きウエウエテナンゴの現状についてのご紹介です。今年は、ウエウエテナンゴにも長く滞在したいと現地のエクスポーターにお願いしていたのですが、あまりずっといい顔をされていませんでした。なぜかと聞いても、言葉を濁す感じで。。。僕的には、そんなのあまり気にしないのですが、現地の方々が濁すのでよっぽどのことがあるのかと感じていました。たまたまアンティグアの生産者の農園に訪問した際に、そこの農園主の知り合いが1週間前にウエウエテナンゴで殺害されたと聞いてようやく事態を把握することができました。 そもそもウエウエテナンゴは、陸路でメキシコに麻薬を運ぶルートとして必ず通るエリアで、 非常に麻薬カルテル(*麻薬の製造・売買に関する活動を行う組織)からすると重要な拠点です。ここで登場してくるのが、メキシコの麻薬王エル・チャポです。彼は今現在アメリカの刑務所に終身刑で服役中なのですが、刑期を短くするため、自分の持っている麻薬組織の情報を警察に売っています。そこで売った情報が、エル・チャポと取引をしていたウエウエテナンゴの麻薬密売人です。彼が今現在ウエウエテナンゴにいるという情報を警察に渡したことで、彼に懸賞金がかけられ、見つけた人は大金を得れることになっています。そこで、彼と敵対する麻薬カルテルたちが、現在血眼になって探しており、メキシコ国境ルート付近を通る車に検問をかけているようです。拳銃を構えて一台一台、窓を下ろさせて顔を確認しています。これを拒否すると、もちろん彼らのことなので、何をするかは容易に想像ができます。これにより、行きたかった国境付近のコーヒー産地エリア(ラ・デモクラシア、サンアントニオウイスタ、ラリベルタッドetc)に行けなかったのが実情です。 今年は、麻薬の問題、労働力不足、アラビカ市場価格の高騰、生産コストの増大とたくさんの問題を抱えましたが、無事買い付けは終了しました。約34ロット買い付けていますので、たくさんの方々にグアテマラのコーヒーをご紹介できるかと思います。 次の回では、今年からシュハリで取り扱いホンジュラスについて 続きは#7へ <新たに買い付けたロット> フランシスコ チェスピ - ハラパ - ゲイシャ - ウォッシュド
Guatemala買い付け珍道中#5 Huehuetenangoの今(1) 先日、片道8時間かけてメキシコの国境と隣接するウエウエテナンゴのトドスサントスエリアの小規模農家さんのところに訪問してきました。ウエウエテナンゴには32の自治体があり、コロテナンゴ、デモクラシア、リベルタッドなどコーヒー栽培に適したマイクロクライメットの宝庫です。 基本的にグアテマラの小農家たちはチェリーまで収穫し、それを大農園に販売することが多いのですが、ウエウエテナンゴでは珍しく小農家たちがマイクロウェットミルを所有しており、自分たちでプロセスを施し、パーチメントまで仕上げて、輸出業者に販売しています。これがウエウエテナンゴの一番の魅力で、本当に小さな農家さんたちが独自にプロセスをしているので、それぞれの特徴がでて非常に面白いエリアです。ある農家さんは、発酵時間が48時間、その隣の農家さんは60時間、乾燥期間も12日間だったり、20日間だったりとそれぞれの気候に合わせて独自のレシピで行われているものが多いため、多種多様なコーヒーに出会うことができます。 さらにグアテマラでは珍しい赤粘土の酸性土壌(大部分は火山性土壌)で、これによりテロワールが表現され、ほかのエリアとは違った香味をもつコーヒーを産み出しています。 そして、今ウエウエテナンゴでも深刻な問題になっているのが、アメリカへの不法移民問題によるピッカーさん不足です。今回訪れた農園でも、まだチェリーがたくさん残っていたため、そこの管理されている従業員の方に聞くと、農園主は1回目の収穫のコーヒーだけ作って、そのままアメリカに不法移民の旅にでたと。。これにより多くのチェリーがまだ残っており、今年はもう追加で収穫できないと。彼によるとピッカーさんたちが約15日間かけて稼ぐ給料70ドルを、アメリカでは1日で稼げると。そして、なぜこんなにも不法移民問題が深刻化したかというと、去年1月にアメリカ大統領に就任したバイデン氏が実は深く関わっています。それまで就任していた元トランプ大統領による厳格な移民政策により、移民する人たちがかなり減っていたのですが、比較的柔和な移民政策を進める現政権により、再び移民の数が増えているのが原因のようです。実際移民の人たちがどのようにしているかというと、命がけでアメリカに渡り、そこで不法に仕事を獲得(雇い主としても安く雇えるメリット)し、そこからグアテマラにいる家族にドル送金していきます。ある程度お金がたまったら、自ら警察に行き自分は不法移民ですと伝えるとグアテマラに強制送還されます。ただし1回目の場合は重罰ではなく、そのままグアテマラの家族のもとに戻れるので、大多数の人がアメリカへの移民を試みるそうです。(※2回目の強制送還の場合は、約10年の懲役)このピッカー不足問題は本当に深刻で、来年も改善の余地がみられないのが現状です。 次の回では、ウエウエテナンゴの麻薬カルテル問題の今について 続きは#6へ <新たに買い付けたロット> マウリシオ バスケス - ウエウエテナンゴ - ブルボン - ウォッシュド - アグアカテロット
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